〜 ある日の午後の万田 〜

お昼の忙しい時間が終わり、お客様が帰った後、休むヒマもなく夕方の仕込みが始まります。鰻をさばいて30年のご主人と、黙々とそれを手伝う息子さん。多いときには200匹の鰻をさばくというお二人の顔は真剣です。


これが鰻をさばくのに使う鋼のような包丁です。素早くさばく為には毎日の手入れが欠かせません。


毎朝、静岡から届くウナギは低温が好きなため午前中冷蔵庫で保管されていました。写真は止まっていますが、まさにニョロニョロと言う感じの活きの良さです。


うなぎのさばき方。<万田の場合>

 まず、背中から包丁を
 入れます。
 内臓を取り、背骨を
 取り除きます。
 最後に頭をトンっと切って
 一丁上がり。さすがに
 早いです。